スリルミー松柿(2019/1/14 M)

過去記事移植。

ここまで来たから最後まで書く…!
最後に各ペアもまとめたいな、と、思ってたけど、見るたびに印象が変わるから、難しそう。ひとまず今日の感想だけは。
思えば5/5全部下手だった…。


昨日の夜パンフレットをちゃんと読んだので、その脳内補正もあるかもしれないけど。

今日の柿澤彼は、いつにもまして普通だった。普通っていうのは、いわゆる演劇的じゃなくて、リアルな感じの。それに自然に呼応する洸平さん…、さすがでした。
地方に行ったら箱が大きくなっちゃうから、その前に最後このサイズ感を楽しんでるのかと思った…。

あと、スポーツカーのシーンで地震が来て、結構長く揺れてたのに、全く動じずに演技を続けた柿澤さんに拍手。(フォロワーさんのツイートだとウインクまでかましていたらしい!見てない!残念!)
やはり「いーなまえだね」に全く感情がない。そして子供に慣れてないのがすごいわかる。本当に弟は邪魔だったんだね。
前2回は、彼も私のことわりと好きじゃんって思ってたけど、今日の柿澤彼とても冷たくて、でも私からの好意は自覚した上で弄んでいる悪い男だった。
そしてその弄び方も、疑似恋愛的な勘違いをさせる弄び方だからまたたちが悪かった。
あま〜い声をかけるんだよね……。取調室とかもさ…。

松下私は、肉体的にも彼を手に入れたい気持ちが強く見えるんだけど(すごい邪推すると、絶対彼が最初の男でしょうって感じ)、それを彼もわかった上での、触れ方あしらい方…。ずるい。
コマとして扱われている私が焦燥感にかられて、犯行に及んだ(及ぶように仕組んだ)のかなあ…。
あのままだと、いつ彼に捨てられてもおかしくないような不安定な感じがすごかった。そしてそれに耐えられるような私でもなかった。

今までの印象だと、松下私が掌握している範囲はもう少し広いと思っていたけど、そんなことなかった。彼にしっぽ振ってついていくような感じに見えたから。
焦って焦って、思いつめて、ああいうシナリオを書いたんだろうな〜。事件までの主導権は、大部分で彼にあった。

松下私は、もう、柿澤彼のこと忘れてしまいたいというか、しまい込んで閉じ込めた記憶なんだろうなとやっぱり思いました。
それを無理やりこじ開けた陳情の内容は苦しかった。
仮釈放申請も、本当にまた別の人生を歩むためのものみたい…。

ラストシーンは個人的に、一瞬だけ過去に戻ると思っていて。
(高校時代の彼の写真を見て、その頃に引き戻された、と思ったら、もう彼はいない、みたいな、解釈してる)
彼の姿が消えたあとの私の表情が、無表情というか感情が読めなくて、怖い。
若干話しはそれますが、デスノートのときも思ったけど、柿澤さんって絶妙に同年代に馴染みきれない雰囲気がすごいんだよね…。
デートの相手も、ニーチェの研究会も、上辺だけの感じすごくする。その中で、やっぱり一番近くにいたのは、幼馴染としての松下私なんだろうな。

柿澤さん、キスの息継ぎ?とか、「お前じゃないとだめなんだ」あととかの、悪〜〜い笑顔が最高すぎて、あの顔をあのアングルで見れたら、私になれると思いました。(笑)
あ、新聞破るの初めて見たし、ネクタイ落とすタイミングずらすのも始めてみた。(覚書)

せっかくミュージカルできる役者さんだから、今後も何卒歌うお仕事よろしくおねがいします…(笑)
洸平さんもはじめて歌聞いたときに、その声の柔らかさに本当にびっくりしたんだけど、今回演技も堪能できて良かった…
母と暮せば行きたかったよ〜〜。
あとやっぱり朴さんのピアノが好きだな!マチネだと比較的調律もあってる気がする。
あ!アンケートに調律の事書き忘れたよ……